（坂本龍馬）
元々なりたかった職業
こんにちは！
現在言語聴覚士という医療職に準じているりんごアレルギーです🍎
本当に有難いことですが、
すでに５年ほどこの仕事に関わらせて頂いていて、天職と思える職業に出会たことを毎日噛み締めて過ごしています。
もちろん分からないことや悩むことも多いですが、
やはりこの仕事を選んでよかったと思っています。
しかし私は最初から
言語聴覚士を目指していた訳ではありません。
自己紹介で少し触れていますが、
私は言語聴覚士になる前に目指していた職業は警察官でした。
st-ringoallergy12.hatenablog.com
全く畑違いですね笑
しかし私は
大卒後に本気で警察官を目指していました。
そして警察官になるためには何が必要か・・・？と考えた時に
「あ、柔道も必要だな！！！」
思い立ったが吉日ですからね。
そう思って細身でありながら
２０代という遅い段階から柔道も始めました。
しかし体格的に不利益な柔道。。。
案の定
身体は痣だらけになって足も骨折しました。
このように警察官になるべく
色々なことを学び、様々なことに挑戦していました。
しかし結果はすべて不採用。
警察官試験は年２回試験があり、警視庁ならば年３回試験があります。
上京をして警視庁の受験もしていましたので
私は計１０枚以上の不合格通知を頂きました。
そんな私の２年間の就職浪人期間は、
私を語る上で避けては通れない話題です。
苦い思い出ばかりですが、
それ以上に得るものが多い２年間でした。
そんな私の経験を
前編・後編に分けて記事にしていきたいと思います。
苦渋の２年間
私は２年間という長い期間を
警察官になるべく骨折をしてまで全力を注ぎました。
２年間・・・
と聞くと短いと思います。
しかし当の本人からすれば
この２年間は本当に永遠に思えるほどの時間でした。
ですから
あえて表現させて下さい。
非情に長い期間であった・・・と。
もうあの生殺しのような期間は
二度と味わいたくはありません。。。
「俺、警察官になる！」
と意気揚々に宣言したが不合格続きの２年間で、
「俺は結局何がしたいんだ…」
と不安になる毎日でした。
そんな不安定な日々の中で
心は確実に病んでいって笑うことが少なくなってきました。
当時は家族・友人に対しても余裕が持てず
いつも不愛想な返事をしていたんですね。
しかし当の本人は
本当はこんなことをしたくないんですよ。
しかしそういう冷たい態度以外
他に出来ないんです。
これが就職浪人の怖いところ。
心に余裕がないんです。
それだけ当時のストレスや
先の見えない不安は多かったのです。
実録！本当にあった圧迫面接
まず警察官試験と言えば
圧迫面接のイメージが先行しませんか？
全部が全部とそうであるとは言い切れませんが、
少なからず私は異質な圧迫面接を受けています。
まぁ・・・その圧迫面接が
とてつもなく腹が立つんですよね。
だって
ずっと変顔をしてくるんです。
冗談ではなく、
ずーーーーーーーーっと
変顔のままで面接してくるんです。
そしてその変顔をしながら
私のすべての応えに対して、
「で？」
と答えてくるんですね。
正直言って未だに
あの憎たらしい表情は覚えています。
それにその面接官の顔が
坂●忍さんそっくりだったのも相まってさらに憎らしい(笑)
舐めんな、クソ面接官！！！
たった数年警察官として働いていることがそんなに偉いことなのか！！！？？
自分が神や仏になったと勘違いしてんじゃねぇぞ、ボケ！！！！！
・・・とは、
もちろん言えるはずもなく。
面接後、
帰宅後の自宅で泣きましたね。
面接官にとっては、
たった一人の受験生かもしれませんがこっちは人生を掛けて受験しています。
そして本当に警察官になりたくて必要だと思ったからこそ、
勉強をして柔道を始めたりして面接に臨んだのに・・・・とても虚しかったですね。
しかし警察官の世界というのは、
ある意味こういう理不尽さを乗り越えないと生き残れない業界であるとも思いました。
その時からです。
あれ・・・もしかして俺は、
警察官向いていないんじゃないか？
と頭を横切るようになりました。
しかし私は
それを否定し続けました。。。
人間というのは嫌なもので
事実を否定したくなる生き物なんですね。
そして更に
負のドツボに堕ちていきます。
ここまで勉強してきたんだから
いまさら警察官を諦めるのはもったいない。
本当に
そう思うようになるんですよ。
人間というのは
つくづく愚かな生き物です。
しかしその愚かに気付けないほど
当時の気持ちは追い込まれていました。
たかが就職。
されど就職。
しかし就職に失敗をして
自殺を図る方は意外と多くいらっしゃいます。
私が通った大学でも
就職浪人となって飛び降り自殺を図った方がいました。
面接の不採用通知というのは
まるで自分の人生すべてを否定されたかのような錯覚に陥ります。
今の私なら
笑い飛ばすことが出来ます。
しかしこれは言語聴覚士という仕事に在りつけて、
言語聴覚士として仕事が出来る健康な身体と環境があるからこそ言えるもの。
それだけ働くということは、
本人の人生にとって特に重要な事柄なんですね。
諦める勇気を持つ「勇気」はありますか？
よく巷では
公務員浪人という言葉を聞きます。
この不況が続く不安定な経済状況ですから、
なおさら公務員志望は増えていると思います。
しかし公務員試験は定員が存在する以上、
全員がめでたく採用されることは絶対にあり得ません。
倍率も高く、
何年も試験を受け続ける方も居るでしょう。
私も警察官を目指した理由の一つに「収入面での安定」がありました。
しかし断言します。
もしかしたら聞く人にとっては辛い言葉ですが、、、
【浪人は期限を決めて取り組んで下さい】
２年間、あるいは３年間と
具体的な期間を決めて浪人は取り組んだ方が良いと思います。
そしてその期間を過ぎたら
潔く諦める勇気を持つ「勇気」を持って下さい。
前もってお伝えしますが、
諦めることは決して逃げではありません！！！
そしてこれは公務員試験のみではなく、
国家試験浪人者にも同様のことが言えます。
国試浪人も諦めなければ
きっと道が開けることもあるでしょう。
現に言語聴覚士の有資格者中では
３浪以上もして国家試験を合格された方もいらっしゃいます。
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しかし仮に道が開けたとしても、
あなたの性格や信念に合わない可能性もあります。
ずっと夢にしがみ付くことは
決して得策ではありません。
警察官だけが、
そして言語聴覚士だけが、
この世に存在するすべての職業ではありません。
もしかしたら不合格し続ける理由は、
神様が「君が進むべき道はそっちじゃないよ」と教えてくれているからかもしれません。
私が警察官を
目指し続けた時のようにね・・・。
まとめ
見る人にとっては
とても心苦しい記事だったかもしません。
しかし決して
現在浪人として頑張っている方を陥れたい訳ではありません。
むしろ浪人は財産ですからね。
しかしこう思えるようになったのも、
私自身もつい最近のことです。
それまでは就職浪人の過去に
重い蓋をしていました。
しかし就職浪人を経験した私だからこそ
皆さんにお伝え出来ることがあります。
次回は後編です。
こちらも是非読んで下さると幸いです。
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では次回
後編でもまたお会いしましょう(^^)/
🍎りんごアレルギー🍎
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